三池の歴史

大牟田市東部に位置する三池地区、日本書紀にも登場する、その歴史は古く筑後国最南端の宿場市場町として栄えてきました。その中でも地域の祇園祭、「三池藩大蛇山」は毎年7月の後半に行われ、五穀豊穣・無病息災・家内安全を祈願して古くから親しまれてきました。記録によると延宝2 (1674) 年、三池藩が大牟田川に早鐘眼鏡橋をかけたことを記念して最初の御前山が下賜されています。

実行委員長挨拶

三池藩大蛇山実行委員会を代表してご挨拶申し上げます。 三池新町の大蛇山は三池新町彌劔神社の夏大祭として始まり、五穀豊穣、疫病退散、家内安全の3つの願いを込めて、神事を受けたのち町内を巡行します。現在は三池藩大蛇山実行委員会を組織して多くの若者がこの大蛇山を動かしています。 最初の御前山(山車)は1674年(延宝2年)早鐘眼鏡橋の完成を祝って藩主から下賜され、現在の御前山は二代目として三池藩主立花氏が1852年(嘉永5年)に福島県から三池藩に再封後に下賜され、現在も改修を繰り返しながら夏祭りの主役として活躍して約170年の歴史を持っています。御前山屋根の下の彫刻は当時のままを維持しており、大牟田市の重要文化財にもなっています。 神事後の大蛇山の口に子供をかませれば1年間は病気にかからないと言い伝えられ、多くの子供たちが毎年かまれています。 毎年7月は大蛇山行事を三池新町彌劔神社の境内で行っており、月末の土曜日、日曜日は町内巡行を行っています。 ぜひ、皆さんも三池新町大蛇山の勇壮な姿をご覧になってください。

令和六年度 祇園社祭礼行事

  • 2024.07.20(土曜)【18:00-】 舞台演芸 お宮境内
  • 2024.07.21(日曜)【08:20-】 祇園五山による表敬訪問 
  • 2024.07.21(日曜)【17:00-】 祇園樂・子大蛇山・みこし町内巡行
  • 2024.07.27(土曜)【08:30-】 大蛇山設置 マミーズ駐車場 
  • 2024.07.27(土曜)【17:10-】 祇園六山大蛇山巡行 大正町お祭り広場
  • 2024.07.28(日曜)【09:00-】 大蛇山設置 マミーズ駐車場 
  • 2024.07.28(日曜)【17:00-】 大蛇山町内巡行

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